クリエイティブ現場の「仕事の教え方」

講座案内

クリエイティブ現場では、OJTを担当するトレーナー側も時間的・精神的余裕がなく、多忙な業務環境下で新人指導・サポートにあたることが多い。
当講座では、設定された目標に対して「日々の新人育成をいかに行っていくか」にフォーカスをあて、新人に教える立場の意識の持ち方、日々の関わり方、「経験学習サイクル」に基づく実践的な仕事の教え方ノウハウを解説。
現場から離れた場で「どう教え、どう関われば、結果的に能率よく新人が育つのか」を検討する時間をもち、自己流、場当たり的、通りいっぺんではなく、本人に合った、計画的で、合理的な教え方・関わり方を学ぶことで、指導者・支援者としての意識を高め、具体的な指導・支援アプローチの選択肢を広げる。
また、社内で同じ役割を担うOJTトレーナー同士で意見交換する座談会を設け、職場で遭遇する具体的なシチュエーションも取り入れながら、指導・育成ノウハウを交換する場をもつ。その後も相談しあえる継続的OJTトレーナー間コミュニティの形成にも役立てる。

対象

ゲーム、映像、Webなどのクリエイティブ現場で新人・若手育成にあたるOJTトレーナー、リーダー/中堅層

基本構成

講義(1時間)

  • 新人を育てることの教える側のメリット
  • 「どうやって育てるか」のステップ分解
  • 独りで抱え込まず、皆で育てる役割分担
  • OJTの役割、トレーナーの仕事の肝
  • 人に教えるとき無意識にやってる、あるある
  • 自分の学び方/教わり方が絶対じゃない
  • 「経験学習サイクル」に基づく仕事のふり方、振り返り方、教訓の導き方、定着のさせ方
  • 新人との関係作り/叱り方/褒め方/聴き方

座談会(1.5時間)

  • 「こんな時どうする?」新人育成で困ったケースを皆で話し合う

話し手

林 真理子(株式会社イマジカデジタルスケープ トレーニングディレクター)
1996年より、WebやCG映像・ゲームなどデジタルコンテンツ業界のキャリア支援・人材育成事業に従事。デジタルハリウッド、エン・ジャパン等を経て、2005年1月より現職。主にクリエイティブ職の実務知識・スキル習得、現場のパフォーマンス向上をサポート。
広告・メディア・ネット業界を中心に、クライアントの社員研修プログラムをオーダーメイドで開発。提供実績は50社、開発講座数は数百。講師には実務スペシャリストを迎え、自身は裏方のインストラクショナルデザインとプロジェクトマネジメントを担う。近年の関心事は、学びを確かな現場のパフォーマンス向上につなげるコンサルティング。
キャリアカウンセラーとしては、ネットを介した転職相談、職務経歴書の添削指導それぞれ2000件以上の対応実績あり。クリエイティブ職の仕事の学び方や教え方、人材育成やキャリア形成に関するスライド、ブログ記事を不定期にネット公開しており、「Slideshare」に公開したスライド閲覧数は23万ビューを超える。まれに講演・寄稿など。日本キャリア開発協会認定CDA、日本MBTI協会認定MBTI認定ユーザー。

実施概要

  • 時間:3時間
  • 場所:都内(ご依頼主の社内会議室を想定)
  • 形式:講義+座談会
  • 定員:10名様程度

費用

※事前に打合せ(1時間程度)で貴社の問題意識や受講者属性を伺って、内容をチューニングした上で、貴社向けのご提案・お見積りを提示させていただきます。

類似内容の提供実績

  • ディー・エヌ・エー(一般のゲーム開発者向けイベント)2017/7
  • ワンダーコーポレーション(全社イベントでの講演)2016/11
  • コスモ・スペース(映像制作会社のリーダー層向け研修)2016/4-6
  • IMAGICA(ポストプロダクションのリーダー/中堅層向け勉強会)2015/12
  • TechLION vol.25(ITエンジニア向けイベント)2013/7

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