官僚の人権
官僚―国家公務員−とは、日本の行政府で雇用される国家公務員試験に通過した優秀な人々である。彼らの多くは東大等の有名大学を出て、官僚となる。


官僚の方々の残業時間は約年1000時間に及び、常態的に過労である。

なぜこのような状態になったのだろうか。それは2012年から2年間の国家公務員給与7.8%減や2020年から2年間の財政出動増加による国家公務員給与減など、ことあるごとに発生する待遇悪化の賜物だ。優秀な人材は抜け、社会は高度化する。残業は増える。

なぜこのような状態が続くのだろうか。その説明は +「法の支配」の盲点について に譲るが、簡単に言えば我々の想像力の欠如に起因する。

「打開策がないんだから頑張ってもらうしかない」と考えた読者に問いたい。クールジャパン機構の約200億円規模の官民ファンド横領や、サービスデザイン機構の769億円にわたる給付金配布業務の手数料などの問題も、国家公務員自身にもはや業務遂行の余裕、下請け選定、およびシステム設計の能力がないことからきている。我々の血税を特定の企業に横流しされている現状を放置して納税を続けたいか?

「そうは言ってもすぐに変える方法がないから」と考えた読者に問いたい。 +司法の限界 は読んだか?我々はもう変えられるところまで来ている。

DAO4Nを理解しようと努め、広めることで我々は現状を変えられるのだ。



参考