【Schoo x Cocoda】みんなで比較 UIデザインの引き出し(クックパッド米田)
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【Schoo x Cocoda】みんなで比較 UIデザインの引き出し(クックパッド米田)
選定したプロトタイプ
Cocoda! | 忙しい働く人に毎日健康的な食事を配達するアプリ。
スライドのダウンロード
こちらから一式ダウンロードいただけます
https://drive.google.com/drive/folders/1K3ZONPZ5-3abfX6J369q2QFkOV7qewdw?usp=sharing
プロセスとコンセプトについて
スライド1
世界づくりや、デザインのお作法もとても上手
グレーの複数使用によってボーダーを極力使わない、シンプルなデザインの作り方がわかっている。
リサーチに時間を掛ける
デザインのプロセスがとても素晴らしい。ターゲットや業態、競合に関する実態調査に時間を掛けるのはとても良いこと。UIに時間を掛けて見栄えの良いデザインをつくるよりも、たとえ多少見栄えが悪かったとしても良いサービスをつくれるようになる方法だと思う。
UIからつくる手癖をつけない
きれいで「正しい」UIを作るのは、時間をかければできるし、学習できる。またユーザー環境もOSもメンタルモデルも変わってくるので、アップデートし続ける必要があり、学び方や考えたの方が大事。
まずUIに着手するという手癖が付く前に、サービスからデザインに落とすまでにプロセスを習慣づけたほうがよい。正しいプロセスを通らずにつくったUIで、たまたま成功体験をしてしまうと、脳はその快感を求めずに入られなくなって手癖が抜けない。
コンセプトを実現できるプロダクトにはなっていない
「忙しい働く人に毎日健康的な食事を配達する」アプリにはなっていない
日常 × 健康 × デリバリーはとても難しい
冷凍食品で健康の手助けができるのだろうか?
「日常の食事の健康をサポートするデリバリーサービス」というテーマはとても難易度が高い。ただ、配送料の割合が高くなってしまうデリバリーにおいて、保管期間が長い冷凍食品と、単価が高い一種の嗜好品である健康志向の料理をピックして、配送料の割合を減らすモデルになっていてよい。
配送料の割合が高い、というのがフードデリバーリーの大きな課題で、配送料そのものを減らすこと以外に、一回あたり注文量を増やす、単価を上げる、他で買えない・すぐに届くなどの付加価値をつけるなどして各社工夫している。
ちなみに料理をするだけで、使っている食材や調味料の由来への関心が自然と高くなり、健康意識は高まるという。食育も自動の健康意識の教育という文脈が強い。
こういうプロダクトにしたほうが良かったかも、の例
すべての食事をデリバリーで用意するのは難しいと思うので、サポートとはどういうことかを言語化して、サービスに落としていくといい。
たとえば・・・日常生活の中で摂取しにくい「野菜」を美味しく食べられるようにすることで、健康をサポートする
たとえば・・・糖分や炭水化物を抑えるなど我慢を強いられる食生活の中で、健康的によい「ご褒美スイーツ」を提供することで、健康をサポートする
たとえば・・・ついつい抜いてしまう朝食を簡単に用意できる手段を用意することで、朝食を食べることを習慣づけ、健康をサポートする
利用ユーザー
聞こえの悪いかもしれないけれど、共働き世代を背景に、家事の放棄や怠慢と捉えられかねないデリバリー(冷凍食品)を「健康のため」と謳って、ユーザーの後ろめたさという障壁を取り除こうというマーケティング戦略は筋が良さそう。
健康に対する関心や志向は強いが、健康になるための食事に対しての知識があまりないユーザーもターゲットのように思える。
ユーザー像(ペルソナ)はもっと具体的にしたほうが作りやすい。ペルソナシートを書いたとのことなのでできれば拝見したかった。どこに何人で住んでいて、どんな仕事をしていて、どうして健康的になりたいのかが具体的に想像できたほうがデザインは捗る。チームのメンバーに共有できなかったとしても、ユーザーに近しい自分の知人を思い浮かべてつくったほうが、ターゲットドンピシャのユーザーじゃなかったとしても架空の人物を想像するほどよっぽど捗る。
ユーザーの課題やニーズ
「健康、低価格、美味しい、簡単、おしゃれ」すべての課題解決は欲張りすぎ。よく調査をした結果ともいえるが、すべての問題を解決しようとして何も解決できないのであれば、課題を絞ったほうが良い。「健康、簡単」の課題を解決できただけでも、上出来なサービスだと思う。
価値仮説シート
クックパッドだと「価値仮説シート」というフォーマットを使っている。
ユーザー:「◯◯な人」は、
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選定したプロトタイプ
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