ワークショップ「写真から3Dモデルを作成する」
3D造形・実習 |特別講義(1)

2020年10月8日
高尾俊介 / takawo@konan-wu.ac.jp
甲南女子大学文学部メディア表現学科講師

作るもの



PIFuHDとは



  • PIFuHD: Multi-Level Pixel-Aligned Implicit Function for High-Resolution 3D Human Digitization
  • Shunsuke Saito,Tomas Simon,Jason Saragih,Hanbyul Jooによる,1枚の人物画像からフル3Dモデル化を実現する技術

今回必要なもの


  • Google アカウント
  • Google Colaboratoryで使用
  • Adobeアカウント(今回無料の範囲で利用可能)
  • Adobe Mixamoで使用


注意


  • 今回はワークショップということでいろいろな部分を端折って2D画像から3Dデータを作成します.
  • Google Colaboratoryの操作の詳細についてはほとんど説明しません.ただ,分からなくても大丈夫です.

手順の概要



2D画像の準備
  1. 基となる写真の撮影
  1. 正面から人物の全身が入るようにして撮影
  1. 人間を「類推」してモデルデータを作るので,できるだけ人の形とわかるように撮影すると仕上がりが良くなりやすい.
  1. 撮影したデータをMacのデスクトップに転送(AirDropやメール添付など)
  1. 背景除去とリサイズ
  1. removebgなどを用いて背景を除去する/Photoshopで背景除去する
  1. 画像を1024px x 1024pxにリサイズする