メディア表現発展演習Ⅰ コメントA01
美術は人が手を加えたもののことだが,アートとは何だろうか? また,アートと美術はどう違うのだろうか? この続きで,仮にアートと美術が同じものだとしたら,人が手を加えたインターネットサイト,アプリ,ソフトもアートの分類に入るのだろうか? そうしたらインターネットアートはネット上のもの全てに該当するのではないだろうか?

コメントをネットで書けばどうなるか.特に何の問題もないことに気づきます.タイピングが遅いか速いかだけで,充電の余力とWi-Fi環境さえあれば,紙もペンも消しゴムも必要ないのだと,しみじみしていました.しみじみしたのは,きっと今まで愛用してきたから.きっとのなくなっても困らないのでは.文字を「打つ」時代が当たり前になる時代も近いのでは?

現実にあるものを,いかに美しく,フレームの中におさめられるかを試行錯誤しながら作品として生み出すことが写真の醍醐味であると思っています.なので,インターネットの現実にあったものをPhotoshopなどのツールを通じて編集し,加工し,現実にないものにしてにしてしまうことは,とても私には衝撃的でした.最初は理解しがたかったが,今は正直少しだけ興味がわきました.

ネットアートを否定したり嫌いだったりはしないのですが,今日の授業のように「何がすごいのか」や「これを見てどう思うのか」などと考えていくと分からなくなってしまいました.どんどん考え込んでしまいましたが,最後には答えが出ないと感じました.

加工したものなんて芸術作品といえるのかという気持ちも正直あったけれど,時代にあった考え方や,Artie VierkantのImage Objectsを見てみると,現実でできないことをインターネットの力を使ってもっと面白くしているだけなんだとプラス思考で考えることができたので,私も挑戦してみたいなと思いました.

ケータイは見にくいので,パソコンのある教室に変更することはできないでしょうか?

「アート」と聞いて何なのかと考えて,「これはアートです」と説明されたら,すべてアートなのではないかと思いましたマルセル・デュシャン

Image Objectsを見て,不思議な気分になりました.21世紀になって目に見えない実体のないものに価値を見いだしていくようになっているのが顕著に現われているのかなと思いました.

このネット社会に1日だけネットがなくなってしまったらどうなるのだろうか.過ごしていけるのだろうか.

ゴッホとか北斎を研究するみたいにインターネットアートを研究するのは難しいと思った.なんでもかんでも人が作ったらアートって言うのはなんかちがう気がする.それが芸術かどうかは見る人によるのでは.

私は紙などは一方的だという話が,一番興味深ったです.そのように考えことがなかったので新鮮でした.一方的に伝えるというメディアはたくさんあって,一方的だからこそ表現の方法や言葉の在り方がとても大切になっているなと考えました.