理想の国連と第30次世界大戦
理想の国連とはすべての加盟国が協力できるものであり、少なくとも一つの加盟国が抜け駆けて利益を優先したり、それをその国民が看過する場合は、その国連は理想的な状態にないと言える。

理想の国連を支えるのは、規範的な政府をもたらす民主的な国民である。このような話をすると決まって「人類はそんなに賢くないよ」という反応が帰ってくる。

100年前の世界に戦争のない世界を語ると理想論者として一笑に付されていただろう。しかし幾度もの戦争を経て今や我々は戦争は良くないと当たり前に言えるし、人種差別は良くないと当たり前に言えるようになった。

規範は歴史が与える。すなわち、せいぜいWW-IIIXを経れば、我々は学ぶのである。であれば、28度の戦争を経ずに最終状態に行こうではないか。それを可能にするメッセージを我々は丹念に研究せねばならない。