Arduino-Scratchプログラミング環境の構築(Mac版)

(1)Developフォルダを作成する

 どのような名前,どこでも構わないので一つフォルダを作ります.プログラミングをするときに必要なファイル,作成したプログラムファイルを保存する場所として利用します.次に作り方の一例を示します.ここでは以降,このフォルダをDevelopフォルダと呼びます.
  • Finderウィンドウを表示します
  • メニューにある移動を選択すると表示されるプルダウンメニューからホームをクリックします
  • メニューにあるファイルを選択すると表示されるプルダウンメニューから新規フォルダをクリックします.名前はDevelopとします.

(2)Arduino IDEのインストール

 Arduino IDEは,Processingという名前のプログラミング言語でArduinoを制御するプログラムを開発する環境です.まずはこれをインストールします.
  • Download the Arduino IDEの下にあるMac OSX…をクリックする
  • JUST DOWNLOADをクリックしてZIPファイルをダウンロードする
  • ZIPファイルを開き,生成されるファイルarduino.appをアプリケーションフォルダに入れる

(3)Scratioのインストール

 Scratioは,ScratchでArduinoを制御するプログラムを開発するために必要なアプリケーションソフトウェアです.
  • ZIPファイルを開くとScratio-0.6フォルダが生成されます
  • Scratio-0.6フォルダの中のappフォルダの中にあるファイルScratio.appをアプリケーションフォルダに入れる
  • Scratio-0.6フォルダの中のArduinoCodeフォルダの中のScratioフォルダの中にあるScratio.inoファイルをDevelopフォルダに入れる
  • Scratio-0.6フォルダの中のExtensionsフォルダの中の日本語フォルダ又はにほんごフォルダの中にあるArduino.jsonファイルをDevelopフォルダに入れる

(4)Scratch2オフラインエディタのインストール

  • 手順1にある Mac OS X - Download をクリックして表示されるwebページから今すぐダウンロードをクリックしてdmgファイルをダウンロードします
  • ダウンロードしたdmgファイルを開き,表示されるFinderウィンドウの中にあるインストールファイルを実行します
  • 手順2にあるMac OS X - Download をクリックしてdmgファイルをダウンロードします
  • ダウンロードしたdmgファイルを開き,表示されるFinderウィンドウの中にあるインストールファイルを実行します

(5)Arduinoの設定

  • LaunchpadからArduinoをクリックします
  • メニューからArduinoを選択すると表示されるプルダウンメニューからPreferencesをクリックします
  • 表示されるダイアログのスケッチブックの保存場所の右側にある参照ボタンをクリックし,Developフォルダを選択し,選択ボタンを押した後,OKボタンを押します.

(6)Scratch2の設定

  • LaunchpadからScratch2をクリックします
  • Scratchウィンドウ左上のSCRATCHロゴの右側にある地球マークをクリックし,表示されるブルダウンメニューからにほんご又は日本語をクリックします
  • Scratchウィンドウ上部のファイルShiftキーを押しながらクリックし,表示されるプルダウンメニューから実験的なHTTP拡張機能を読み込みをクリックします
  • Developフォルダの中のArduino.jsonを選択して,開くボタンをクリックします
  • Scratchウィンドウ上部のファイルをクリックし,表示されるプルダウンメニューから保存をクリックします
  • 保存場所としてDevelopフォルダを指定し,適当な名前を入力した後,保存ボタンをクリックします