プログラミングA #02
#02 TouchDesigner入門(1) 基本操作

高尾俊介(takawo@konan-wu.ac.jp
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 准教授

休講の連絡について


  • 5/9(月)2限の授業は休講とします
  • 補講のスケジュール:追って連絡します.プロジェクションマッピングなどを実際にやってみる回にする予定

TouchDesignerについて



  • ノードベースプログラミング環境(機能を持った箱(ノード)をつないでプログラミングする)
  • ヴィジュアルプログラミング環境(視覚的にプログラミングをする) 
  • ノード(TouchDesignerではオペレータと呼ぶ
  • オペレータには始まりがあって,終わりがある
  • 始まりになるオペレータ:ジェネレータ
  • 入力されるもの:画像,音楽,映像,文字,3Dデータ,外部アプリケーションのデータなど
  • 例えばボタンを押した,マウスをクリックしたなどの挙動(イベントと呼ぶ)を取得することもできる
  • 途中でオペレータを変化させたり,まとめたりするオペレータ:フィルター
  • オペレータには種類がある
  • 色分けされている紫(TOP)や緑(CHOP),少し硬そうな箱(COMP)など
  • オペレータを線で結びながらネットワークを作ることでプログラミングをする
  • VJ,オーディオビジュアル/オーディオリアクティブなあライブパフォーマンスやプロジェクションマッピングなどで使用されている





1. TouchDesignerの起動
  • TouchDesignerを始めるにあたっては3ボタンマウスが必要.
  • ネットワークエディタ:画面中央のノードが結線されている画面.この画面を編集してプログラムを作成する.
  • パレットブラウザ:画面左のパレット.様々な機能がまとめられているが,序盤は使わないので基本的に消してOK.

2. パン,ズーム,ネットワークのセンタリング
  • ネットワークエディタの何もないところをドラッグ:画面を移動
  • 中ボタンのドラッグor スクロール:ネットワークエディタの拡大・縮小
  • "h"キーを押す:現在のネットワークが中央揃え(ホーミング:Homing)
  • 選択中のノードのみをホーミングする:"Shift + h"
  • 右クリックのメニューから「Home All」を選択しても同様にホーミング可能