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よりよい国連
DAO4Nという全く新しい国家モデルによって、国連はどのように変わるだろうか。
理想的なDAO4Nを用いた国連を仮定すると、次のようになるかもしれない。それは各国から審議員を数名ずつランダム登用して国際的な立法を行い、国際的な行政を運営するためのDAOとしての国連だ。
※ここでの司法は既存のICC(international criminal court)や国際裁判所でよい。
しかし、少なくともひとつのDAO4N拒否国が存在するとき、上記のよりよい国連はどのように可能だろうか?
例えば「国連外交官」を
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熟議三職
的に登用して国連に派遣すれば、民意応答性を保ちながら既存社会とのノリシロを保てる。
どういうことかというと、外交官として既存国連に参加するが、失敗したり私欲や思想が強いと国民審査で続投できないということだ。
DAO4Nを採用する国が増えるごとに、私欲や思想を民意で管理された外交官の割合が増えるため、しだいに「DAO4N国連の理想型」に近づくわけだ。
よりよい国連の利点
これまでの国連は、ずるい国への対応が必ず後手に回っていた。これは歴史的なイベントなどにより明白に国連加盟国が制裁に合意できるような雰囲気が醸成されるまでのタイムラグがあるからだ。
これを逆手に取ればずるい国は大きな利益を期待できるが、囚人のジレンマ的に世界は非協力的なものになる。
よりよい国連は参加者が能力主義で決まる上に、DAO4N国家は人権国家なので、意思決定が素早く論理的かつ政治的な駆け引きが少ない。なぜなら私欲や思想の強い代表は罷免されるし、外交官を決める国民審査や熟議は
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ポスト資本主義は人権主義
で挙げたような徹底した人権主義だからだ。
DAO4Nを採用せずに独裁を続ける国は、コストがゼロ化していくチャーターシティに国民をどんどん取られていくだろう。多様性を技術で押さえ付ける統治には限界がある。
エレガントな国際秩序がDAO4Nによってもたらされるのだ。
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よりよい国連の利点