コンピュータグラフィックス #08

#08 3DCGの制作(2)


高尾俊介(takawo@konan-wu.ac.jp
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 講師

授業アンケート / 教員からのコメント

今回の授業を受けてどのようなことを学びましたか?自由に記述してください.

教員からのコメント

モデリングができるようになると楽しそうだと思った。手書きでコードを書くプログラミングより、タッチデザイナーの方が個人的に使いにくく感じた。操作がややこしいというかわかりづらかった。ローマ字やカタカナを見ると難しく考えがちなのでもっと慣れていきたい。
p5.jsのようなテキストで記述するプログラミングを,コードベースのプログラミング,TouchDesignerのようなボックス状のオブジェクトを線でつなぐプログラミングをノードベースのプログラミングと言います.ノードベースの方は複雑なプログラムを比較的簡単な操作で実現できます.授業でやったような3DのCG表現を動かしながら,確認したり操作することができるのも便利な点ですよね.
一気にCGの授業らしくなって難しかった。ひとつひとつの要素の組み合わせでよりリアルに仕上がっていくのがおもしろい。でも、四角や丸だけでも操作がややこしいのに、もっと複雑な形のものがリアルに動いているのはすごいと思った👶
カメラやライト,動きは3DCGで考えなくてはいけないことです.3DCGと2DCG,現実世界は地続きでつながっているので,コンピュータグラフィックスについて知ることは現実の見え方の解像度
前期でタッチデザイナー使っていていたのに結構使い方忘れていてびっくりしました。先生がコンピュータ造形で使っているソフト紹介されてましたが、すごくわかりやすく、使いやすそうでいいなとおもいました。
Tinkercadは簡単なので少し触っても良いかもしれないですね😃
今まで使ったことのないソフトだったのでとても難しく感じました。
自分がやっていたことが何だったのかをちゃんと理解しないといけないなと感じました。
頑張って😃なかなか触るソフトではないですがCGの説明を実際に動かしながらやるには向いているので今回使っています.
タッチデザイナーを利用し3DCGについて。図の座標について、モデリング、3DCGにおいての多くの表現方法について。投資投影と平行投影の違い。人の目線の大切さ
そういうことです💯
p5.jsとは違い選択してドラッグしたりするだけで、複雑なプログラミングを書くことができ、使いこなすことは難しいがtouchDesignerについて学べてよかった。
そうすね.まずは基本的な操作を覚えながら,変化する数値をパラメータに割り当てると良い,その考え方はp5.jsともつながります.
3DCGは想像していたのと違いすぎた。今回使ったソフトはとても難しかった。
図で順序だてて?やっていくのはとても難しくて、どこのどの要素が反映されてるのかが、映し出されているのに理解できなかった。
3DCGのソフトを使って作り方を説明しているわけではなくて,「3DCGの概念を説明しやすいソフト」を使っているという感じです.絵を描くやり方が100通り以上あるようにCGも作り方も沢山あります.
今日の授業は、touch designerというものを使って初めてリアルに3Dというものを体験できたと思います。
操作自体は簡単ではなかったですが、やっていてとても楽しかったです。
傾向投影だったりするのも、わかりやすく実際に目で見れるというのがよかったです。
透視投影のほうが自分的には難しいと感じました。
透視投影は普段見てる世界と一緒です😃
気になっていた Touch Designer をさわれて楽しかったです.
いろんなメディアでの表現方法を知っていると
違った視点で物事を見れるなと思いました.
普段 LightroomやIllustratorなど2Dを主に使っているので
3Dのソフトも積極的に使っていきたいです!
それは良いことです.この授業では扱う予定はありませんが,DimensionというAdobeのアプリケーションを使用するともう少し気楽に3DCGを扱うことができると思います(僕は使ったことありませんが……).使いこなせるようになってください.2Dを3Dにするというのはやっておくといい経験でしょう.
今回初めてCGというようなものを自分で操作でき、設定がうまくいったときは感動がありましたが、何をどこにつないだらいいのかなど専門的な情報や知識が多くついていくことが必死なくらいで、難しいというのが本音です。次の小テストの点数が怪しくなってきました。なので毎日コツコツ勉強しないとだめだなと改めて思いました。
頑張っていこう😃できるだけ説明をわかりやすく/記憶に残るようにTouchDesignerを触っているつもりですが,まぁそれでも難しいですよね.分かりやすい説明を心がけます.
今まで触ったことのないソフトは難しかったです。タッチデザイナーで作ったものを動かしたりするのは楽しかったのですが、難しくて、ちゃんと理解できてないのでちゃんと覚えないとなと思いました。
個人的に平行投影がどうなっているのか理解できていないなと感じました。
平行投影と透視投影は結構違うので,この辺を見ておくと良いかも.

touchdesignerのwireframeやphongなどを使うと物の質感だったり反射したりと見え方が大きく変わるのだと思いました。反射などを利用するとよりものに立体感などが感じられて面白かったです。
そうですね.ある意味で,プログラミングAで教えてないことやp5.jsの3D表現につながる点を教えていきます.
CGを作るのはっ難しいなと思いました。TouchDesignerだけでも項目がとても多いしそれぞれをつなげたり動かしたり頭がこんがらがりそうだと思いました。
ドンマイ😃
前に高尾先生の別の授業でタッチデザイナーを使ったのですが、マットを使ってジオメタリーが変化されるのを忘れていたので焦りました。absTimeやp5.js Editorで使う createCanvasなどたまに大文字にするのを忘れてプログラムが実行されなくなってしまうことがあるので、大文字が挟まる意味が知りたいです。
キャメルケースと言います.camelってのはラクダのことで,createCanvasやabsTime(絶対時間=absolute timeの略)のように単語のつながりをらくだのコブのように大文字で表して,意味を分かりやすくしているものです.そうやって見ていくとそうやって大文字に区切るほうが意味がつかみやすくないですか?
立体的に見えるにはものをどのように見るか、角度やカメラワークが大切なんだと知りました。少し質感を変えるだけでよりリアルに見えたり、空間上にものがあるようにみえて、すごいなと思いました。人間の目って単純だなと感じました。
3DCGで「ものがリッチな質感に見える」という技法はそのまま写真や映像表現でも使える技術です.3DCGを学ぶことで,それ以外の分野の表現にも応用ができる.世界を観る方法や技術を教えています.
予習で、透視投影と平行投影について、あまり理解できなかったのですが今日の授業で理解できました。
良かった😃
ワイヤーフレーム表示にすると透視投影と平行投影の違いがわかりやすかったです!
立体だけでなくそこで生まれる光の反射や照り返しなども表示され、動きについてくるので改めて3Dすごいなとなりました。
まぁそういう複雑な計算をしている(光がどう進むか,それが跳ね返るか,物体の質感など)をして3DCGができているということですね.そう考えると現実もすごい.
光の反射に関しては水やガラス面で屈折するとか反射するとかその程度でしか知らなかったので、拡散反射光や鏡面反射光などの言葉は初めて聞きました。
そうですか😃

ワールド座礁とローカル座標。空間を中心として回るのか、自分が中心になって動くのか。これは教科書だけではわかりにくかっただろうな、と思うので、体験できてよかったです。
今後の人生で絶対に使わないだろうと思っていた、数学で出てきたx軸、y軸、z軸が出てきてびっくりしました。
あと、今回もついていくのに必死でした。手汗がすごいです。
そうですか,3Dでモノつくったり動かしたりするとXYZの平面は使わないと作れないので,慣れると良いと思いますよ.多分みんなのほうが僕より長い時間そういうものに触れていると思うので,飲み込み早いとは思いますね.
映画やテレビでみるCGはこのように作られているんだと知りました。一つ一つのモデルを作るのにも時間が掛かりそうで、CGを作成している人はすごいなと改めて思いました。
一部のライブ演習やメディアアートの分野の映像表現ではTouchDesignerや今回やったような映像手法は使われています.逆にキャラクターを動かしたりは別のアプリケーションが使われています.
3DCGのモデリングの説明でTouchDesignerの動かし方もわかりやすく感じたので面白かったです。phongで質感が操作できるのが不思議でした。
Phong(フォン・シェーディングのこと)はリッチな質感を表現するのに使える便利な技術なので覚えておくと良いですよ😃
Touch Designerを久しぶりに使ったので、忘れている部分もありショックでした。3種類の光でだいたいの表現ができることが面白いと感じました。
光とマテリアルの性質は覚えるといい感じの映像が作れるようになるのでがんばろう😃

camやmaterialを前期の授業であまり触らなかったのでいろいろ変えられたり、反射するのを見るのは楽しかったです。全体中心で回転するのと個別で回転するのに名前があるとは知りませんでした。
p5.jsでも,TouchDesignerでもイメージできると思うけどね.translateして自転してる状態はローカル座標系での回転,それ以外の回転はグローバル
以前テレビでCGの作っている様子を見たのでCGの作り方?がイメージと全く違って驚いた。
他の人のコメントにも書きましたが,今やってるのはテレビで作っているようなCGの作り方とは随分違うと思いますね😃