デジタル表現演習 #06

Illustratorの基礎(5) 文字

高尾俊介(takawo@konan-wu.ac.jp)
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 講師

 

文字の設定(P. 150 / L6-5S01.ai)

基本的な文字の設定はWordなどオフィス系と同様です。細かい設定も用意されていますが、ここでは基本的な使い方を紹介します。

レッスンファイルを開きます。選択ツールでテキストオブジェクトを選択します。文字パネルを開いて、フォントファミリを「小柄明朝Pr6N」を選びます。

選択ツールでテキストオブジェクトを選択し、リストから「H」を選んでフォントスタイルを変えてみましょう。フォントサイズは左下のTが2つ並んでいる入力欄をクリックして、リストから文字サイズを入力します。

縦中横は、縦組みの英数字を回転させて横書きにすることです。文字を選択して、文字パネルの右上のボタンをクリックして、パネルメニューから「縦中横」を選びます。選択した文字が横書きになります。

 

文字間隔の設定(P. 151 / L6-5S02.ai)

文字の間隔を調整する方法はいくつかありますが、ここではよく使われている方法を紹介します。

レッスンファイルを開いて、選択ツールでテキストオブジェクトを選択します。文字パネルとセット担っているOpenTypeパネルを開いて、「プロポーショナルメトリクス」にチェックをつけます。OpenTypeフォントの持っている「文字詰め」の情報に基づいて文字間隔が自動で調整されます。

次に文字パネルの「文字間のカーニングを設定」から自動を選びます。

次に、文字のアキを利用して、記号を詰めてみましょう。選択ツールでテキストオブジェクトを選択肢、文字パネルのアキを挿入が自動担っていることを確認します。次に確認した「アキを挿入」にそれぞれ「ベタ」を設定して、上と比較します。記号のアキがなくなります。

 

段落の設定(P. 151 / L6-5S03.ai)

段落の設定は、文字の表示領域ごとに、均等に配置するなど、デザイン上で読みやすくするために操作します。ここでは、よく使うものを紹介します。

レッスンファイルを開きます。Aのオブジェクトを選択して、文字パネルとドッキングしている段落パネルから「均等配置(最終行左揃え)」をクリックします。行末が右端で揃うように配置されたことを確認します。

テキストエリアのバウンディングボックスをドラッグして、文字が均等に配置されるか確認しましょう。

次に、縦組みと横組みを切り替えてみましょう。Bのオブジェクトをクリックして、「書式」メニューから、「組方向」、更に縦組みを選びましょう。組方向が変わりました。バウンディングボックスでテキストエリアの大きさを調整しましょう。

 

文字タッチツール(P. 153 / L6-5S04.ai)

CCで追加された文字タッチツールは、文字をアウトライン化せずにテキストオブジェクト内部に、文字のある状態で直感的に編集操作できるツールです。

ツールパネルの文字タッチツールを選択しましょう。テキストオブジェクトのBをクリックして選択します。文字の周囲にハンドルが表示されます。左下のハンドルをドラッグすると文字を移動できます。完全に自由に動かせるわけではないので、注意してください。

拡大や縮小、回転もできます。文字正面に対して、右上のハンドルでドラッグすると、比率を変えず、拡大縮小することができます。それ以外の上、下のハンドルは垂直、水平方向で変形させることができます。