デジタル表現演習 #05

Illustratorの基礎(4) オブジェクトの操作/線と文字

高尾俊介(takawo@konan-wu.ac.jp
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 講師

 

整列(P. 117 / ファイル:L5-3S01.ai)

  • 選択範囲に整列
  • キーオブジェクトに整列
  • アートボードに整列
  • アンカーポイントの整列
 複数のオブジェクトを上下で揃えたり、均等に配置する作業は、整列パネルやガイドを使うことで正確に行う事ができます。基準の設定によって揃う位置が変わるので、用途に応じて使い分けましょう。
 レッスンファイルを開きます。選択ツールを選択して、オブジェクトをまとめて選択します。整列パネルの右下で、選択範囲に整列を選びます。垂直方向中央に整列させます。
 つぎはキーとなるオブジェクトを基準に整列させてみましょう。選択ツールでオブジェクトをまとめて選択します。次に基準になるオブジェクトをもう一度クリックして輪郭の表示が太くなることを確認してください。整列パネルの垂直方向に整列させ、続けて、水平方向等間隔に分布をクリックして均等に並べます。
 アートボードに整列させたり、アンカーポイントをダイレクト選択ツールで選択してパスの頂点を整列させることもできます。試してみましょう。

 

パスファインダー(P. 124)

  • パスファインダーパネルによるパスの合成

 オブジェクトの合成とは、複数のオブジェクトを組み合わせるという意味です。基本的なパスファインダーパネルの操作を覚えましょう。
 パスファインダーパネルの上半分は形状モードです。オブジェクトを選択しながらクリックするとオブジェクトが合成
されます。
 パスファインダーパネルの下半分はパスファインダーで、オブジェクトを選択しながらアイコンをクリックすると重なった部分で分割されます。分割されたオブジェクトはグループ化されているので、個別で編集したい場合は解除して操作しましょう。


 

複合パス(P. 129 / ファイル:L5-7S01.ai)

  • 複合パスで穴を開ける
 パスファインダーの型抜きと違って、複合パスは最背面のオブジェクトのカラーや効果を保存したまま型抜きができます。
 今回の授業で扱う文字をアウトライン化したデータも、複合パスによって形ができています。複合パスの作り方を覚えておきましょう。

 

線(P. 132)

  • 線幅ツール(P. 138  / ファイル:L6-2S01.ai)
  • 線幅ポイントの操作
  • 線幅プロファイルを使う

 線幅ツールは、パスに対して一律だった線幅を部分的に変更ができます。一つのパスで線幅を広げることができるためアートワークに変化を与えることができます。線幅をプロファイルとして保存しておくこともできます。
 レッスンファイルを開きましょう。オブジェクトを選択して、線幅ツールをクリックします。オブジェクトのパスの上にカーソルを移動して、アイコンが変わった位置で、外側に向かってドラッグします。線幅ポイントが追加され、線幅が変わったことを確認してください。
 線幅ポイントはドラッグして移動させたり、選択した状態で削除することもできます。
 線幅の形状をプロファイルに登録すると、呼び出して繰り返し使うこともできます。教科書139ページに登録の方法が載っています。