デジタル表現演習 #04

Illustratorの基礎(3) レイヤー・オブジェクト・グループ

高尾俊介(takawo@konan-wu.ac.jp
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 講師



Illustratorはオブジェクトを組み合わせてアートワークを作成していきますが、レイヤーを使うと、たくさんのオブジェクトの管理がしやすくなります。よく使う機能なので、操作方法を学んでおきましょう。
レイヤーは、作業台の上に透明なフィルムが乗っていて、それぞれのフィルム状にオブジェクトが描かれている、そんなイメージのインターフェイスです。
レイヤーの重なり順序を変えたり、編集できないようにロックしたり、見えなくしたり、さまざまな機能があります。
レイヤー操作はレイヤーパネルで行います。


サンプルファイル:L5-1S01.ai
  • レイヤーの作成
  • レイヤーの削除
  • レイヤー名の変更

サンプルファイル:L5-1S02.ai

  • レイヤーの表示・非表示
  • レイヤーのロック・アンロック
  • レイヤーの移動・結合


Illustratorでオブジェクトの複製は欠かせない作業です。同じオブジェクトの複製と移動や変形しながらの複製があるので覚えておきましょう。

サンプルファイル:L5-2S01.ai
  • ctrl + C:コピー
  • ctrl + V:ペースト

他にも便利なコピーの仕方があります。教科書「5-2 オブジェクトの複製」を見ておきましょう。
サンプルファイル:L5-2S02.ai

複数のオブジェクトを上下で揃えたり、領域の中で均等に並べる作業は、整列パネルやガイドを使うと簡単かつ正確に行うことができます。

サンプルファイル:L5-3S01.ai