複数枚のイオンカードのポイントをまとめる
イオンカードは一人で複数枚作成することができます。イオンカードはVISA、Master、JCBの3ブランドから選べますから、カードブランド別に作成してもいいし、家計用、趣味用など用途に分けて作成すると予算管理が楽になります。それぞれのカードを別の銀行口座から引き落とすこともできます。

もちろんすべてをイオンカードでまとめる必要はないのですが、同じカード会社でまとめるとカード利用でたまるポイントが散逸することを防ぐことができます。

楽天カードでも昨年から2枚のカードを作成できるようになり、家計管理に便利になりました。楽天カードの場合は同一人物であれば同一の楽天IDでカードを作成することになり、結果としてカード利用でたまるポイントは自動的に合算されます。

しかしイオンカードではカード利用でたまるポイントだけでなく明細すら別のIDとなり不便です。ポイントをまとめることはできますがわかりにくい手順が必要だったのでメモしておきます。

請求書をまとめる

イオンカードはカードごとに「イオンスクエアメンバーID」が作成され、それぞれの請求内容を見るには一度ログアウトして別IDでログインしなおす必要があります。これは不便です。

しかし最初に作ったIDに後から作ったカードを追加して同じIDで請求内容を見ることができます。そのためには、まとめたいIDでログインしたのち、左側の「各種お手続き・登録変更」項目から「ご登録カードの設定」を選ぶと「カード追加登録」ボタンが現れます。ここで新しいカードを追加すれば一つのIDで複数のカードの請求内容を見ることができます。

ただしここではあくまでも同一IDでカードを切り替えてみることができるだけで、ポイントを合算することはできません。ポイントを合算するにはポイントサイトでの合算処理が必要ですが、こちらは難解です。

ポイントをまとめる

ポイントをまとめるには複数のカードでそれぞれポイントサイトのIDを登録して、家族登録したうえで合算するという手順が必要です。家族登録しただけでは自動的に合算されないので手動での合算が必要です。

ポイント用IDを作成

まずはポイント用IDを作成します。「smart WAON」サイトで新規にIDを作成しますが、この時注意しなければいけないのは「smart WAONウェブID」を新規作成する必要があるということです。上記の請求書を見るための「イオンスクエアメンバーID」でログインしてもポイントを合算することはできません。

面倒ですが、カードの枚数分「smart WAONウェブID」を作成しましょう。クレジットカード以外のWAONカードならば一つのIDでまとまるので、ここで必要なのはクレジットカードの枚数分の「smart WAONウェブID」です。

家族登録する

すべての「smart WAONウェブID」が作成できたら、親となるIDでログインしてトップの「わけあえる」項目から「家族でシェア」を選ぶと「WAON POINTを家族でシェア」ボタンが現れます。ここで子となるIDを家族として追加します。

ポイントをまとめる

家族として追加しただけではポイントは合算されません。次は子となるIDでログインして同様に「WAON POINTを家族でシェア」ボタンをクリックすると「家族を選択してWAON POINTをおまとめする」ボタンが現れます。ここで子IDのポイントを親IDに移すことができます。

一筋縄ではいかないWAON POINT合算です。そもそもWAON POINTとWAONポイントがあり、表記がアルファベットとカタカナで別のポイントというややこしさがある上にポイントの合算も大変です。
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