ルビ(ふりがな)をつけたい

例題

ワードの文書に「元旦や 携帯に入る 故郷の歌」と文字入力します。
この短歌(詠み人知らず)にある「故郷」に「くに」と、ルビをつけるにはどうしたらいいでしょうか。次にルビを「こきょう」と書き換えるにはどうしたらいいでしょうか。

文字入力

まず、ワードの新規文書を開いて、文字入力をしましょう。

文字列の選択

次に、ルビをつけたい漢字、この場合は「故郷」の2文字をマウスでドラッグして選択します。

「ルビ」ツールの選択

「ルビ」ツールは、「ホーム」タグの「フォント」グループにあります。漢字の「亜」の上にカタカナの「ア」が描かれているボタンです。
「ルビ」ツールのボタンをクリックすると、「ルビ」の設定画面が表示されます。対象文字列には、「故郷」、ルビには自動的に「ふるさと」と表示されています。プレビューの通りで良ければ、そのまま「OK」ボタンをクリックします。
この「例題」では、ルビを「くに」としたいので、「ふるさと」を削除して、「くに」を入力します。
これで、「故郷」という漢字の上にバランス良く、ルビが「くに」と入力されました。

文字単位でのルビ

同じように操作をして、ルビを「こきょう」に変えてみましょう。
上の例で、プレビューを見ると、「故」の上に「こき」、「郷」の上に「ょう」と書かれているように見えます。このままでも、もちろん構いませんが、「故」の上には「こ」だけ、「郷」の上に「きょう」が書かれている方が、読みやすく、モアベターです。

ルビに使う文字

ルビは、もとの漢字よりも小さな文字になってしまうので、「あいうえおやゆよつ」などの小さい文字は、読みにくくなるのを避けるために、ふつうの文字の大きさで入力することが通例です。
また、漢字とルビがくっついて見える場合は「オフセット」を大きくします。下記の例では、オフセットを2pt(ポイント)としています。

練習

①「例題」の漢字「携帯」にルビ「ケータイ」とカタカナで入力してみましょう。
②それぞれのルビの「オフセット」を「2」に変えてみましょう。