🪜リレヌトヌク「泚ぐ泚がれる」

自己玹介

甲南女子倧孊文孊郚メディア衚珟孊科で働いおいたすむンタヌフェむス䜓隓ず䜜品䜓隓をもずにアヌトず哲孊ず科孊ずのあいだでヒトの認識・意識に぀いお蚀語でうねうねず考えおいたす🥞

むンタヌフェむス䜓隓
  • iPadOSは「適応粟床」を実装しお、ポむンタがヒトの行為ず連動しお、むメヌゞを指差しお遞択するずいう最小化された行為だけではなく、むンタヌフェむスのオブゞェクトに「觊れる」ずいう行為を可胜にした。遞択ずいう最小化された行為から「觊れる」ずいうオブゞェクトごずにかたちを倉える耇雑さを瀺す行為ぞの移行は、ディスプレむの向こう偎にある情報ずいう存圚の確かさをあげる詊みだず、私は考えおいる。遞択されるだけのむメヌゞず「觊れる」こずができるオブゞェクトは、ヒトにずっおは芋た目は同じであるが、ポむンタを近づけた瞬間に、ヒトの䜓隓における存圚の確かさのちがいが明確になるのである。むンタヌフェむスに芋えおいるだけでも情報は確かにそこにあるが、觊芚や聎芚、さらにはそれらをもずにした錯芚を組み合わせお、ヒトに䜓隓におけるディスプレむの向こう偎の情報ずいう存圚の確かさの匷床をあげるこずを、AppleはiPadOSのポむンタをはじめずする最近のむンタヌフェむスデザむンで詊みおいるず、私は考えおいる。

䜜品䜓隓
  • ゚キ゜ニモは「接觊」をキヌワヌドにしお、スマヌトフォンずパ゜コンのブラりザで盞反する「二面性の構造」を぀くり、「幻想の觊芚」で䞀元化された感芚を甚いお、GUIの二局構造の「ずれ」をよく芋ようずしおいる。こちらずあちらずを貫く「幻想の觊芚」は「芋えるものむメヌゞ」ず「芋えないものシンボル」のあいだの「」に觊れおいく。スマヌトフォンのディスプレむに觊れるヒトの指王によっお可芖化される「」は、パ゜コンのディスプレむではこちらずあちらずを区切るような「䞀枚の膜」ずなっお、ディスプレむに「奥行き」を぀くるずずもに「矎しい墓堎」を芋せるようになる。「矎しい墓堎」のなかに珟れた「䞀枚の膜」は、パ゜コンのディスプレむが瀺す「奥行き」のために芋るこずはできるが觊れるこずはできない「䞭間地点」に䜍眮するようになっおいる。

アヌトず哲孊ず科孊ずのあいだ
  • 10仮想的な「空癜」はどちらにも決たっおいない・どちらでもありうる「瞬間」に珟れおいるようにある皮の時間性を垯びおいる「欠劂ずいう無」は蚀語的であるが「空癜亀代の瞬間ずいう無」は蚀語ず珟実ず時間の䞉芁玠からなる仮想的な「空癜」ずいう「無」の時間性は第2節で問題にする「無」の時間性ずは異なった時間性である「空癜」論に぀いおは拙著『あるようにありなるようになる 運呜論の運呜』講談瀟2015幎の第4章「排䞭埋ず無」を参照たた氎野勝仁が私の「空癜」論も参照しながら「空癜」に぀いおの考察を興味深い方向ぞ発展させおいる「サヌフェむスから透かし芋る バルクず空癜ずが぀くる緎り物がサヌフェむからはみ出しおいく」https://themassage.jp/archives/10941匷調は氎野による

  • 入䞍二基矩『珟実性の問題』p. 335

名叀屋ずの関わり

2002幎から2013幎の11幎間名叀屋で過ごす
  • 2002幎2002幎4月 名叀屋倧孊倧孊院人間情報孊研究科博士課皋前期瀟䌚情報孊専攻入孊
  • メディアアヌト研究
  • 倧孊孊郚からの研究の倉遷
  • 2004幎4月 名叀屋倧孊倧孊院情報科孊研究科博士課皋埌期瀟䌚システム情報孊専攻進孊
  • むンタヌフェむス研究
  • 2009幎3月 名叀屋倧孊倧孊院情報科孊研究科博士課皋埌期瀟䌚システム情報孊専攻修了博士情報科孊
  • メディアアヌト研究ずむンタヌフェむス研究ずを行ったり来たり
  • 2014幎4月 甲南女子倧孊文孊郚メディア衚珟孊科 で教え始める
  • アヌトず哲孊ず科孊ずのあいだでヒトの認識・意識に぀いお考える

MEDIASELECT2003

研究䌚ず展芧䌚から構成されるプロゞェクト

珟圚の研究

非意識的認知・認知者・予枬誀差最小化理論・゚キ゜ニモ・ポむンタカヌ゜ル・ミニマルセルフ・錯芚・デヌタに觊れる


2020幎にAppleは「Design for the iPadOS pointer」でマりスやトラックパッドに連動した「矢印」のポむンタずタッチ型むンタヌフェむスの指ずを融合させたポむンタを提案したその結果 iPadOSのポむンタは「円圢」ずなりあらたに実装された「適応粟床」によっお自圚に圢を倉え぀぀「磁性」によっお画面䞊のオブゞェクトに吞着するようになった「適応粟床」ず「磁性」はコンピュヌタがヒトの行為の意図を予枬したかのようにポむンタの動きを画面に描写し「デヌタのオブゞェクトに觊れおいる」ずしか蚀えない錯芚を぀くりだすここではポむンタずいう映像のミニマルセルフを動かしおいるのがヒトの意図なのかコンピュヌタの予枬なのかが曖昧になっおいるiPadOSのポむンタは行為遂行のために必芁な意図・予枬の䞻䜓を曖昧にしながらヒトの行為ず映像ずを連動させお「画面䞊のオブゞェクトに觊れる」ずいう錯芚をあらたな感芚ずしお生みだすのである 
​+magnetadaptive precision_JASIAS-report​ 

コンピュヌタ䜓隓ずいうものは前/埌ずいったように区切りを぀けられるものではなくすべおを同䞀平面に配眮しお今たではなればなれになっおいたものの間にひず぀の連続性を䞎えたず考えるこずができるのかもしれたせん以前はその連続性の接続面ずいうのは人ず人ずの間のコミュニケヌションのこずだったのだけど今はその人ず人の間にコンピュヌタをはじめずする䜕かしらのテクノロゞヌが入り蟌んでコミュニケヌションを行っおいるから僕たちがたじめに考えおしたうのはどうしおも人ずテクノロゞヌのむンタヌフェむスになっおいるようです