データマネジメントにおける主要フェーズ
データ基盤ひとりAdventCalendarの4日目の記事になります。
データ基盤に関連した内容について学んだことを@takegue がまとめていきます。

内容については随時加筆/修正等を行なっていく予定です。
修正等の指摘ありましたらご連絡いただけると幸いです。


データマネジメントの目的とは何か?


+事業を支える4つのアーキテクティング におけるデータアーキテクチャの役割は
ビジネスアーキテクチャの要件のもとデータの関係性の記述および管理であった。
この記事では、データ基盤構築における主要フェーズについて記述する。

これを記述したものとして DAMA-DMBOK 2nd Edition より、 Aikens’s DMBOK Pyramidを以下を引用する


この図ではデータマネジメントを行う際の典型的なトピックをまとめたものである。
それぞれ隣接し合うトピックには依存関係が存在し、互いに位置はいれかえられない。

データマネジメントでは、多くはフェーズ1からフェーズ4へと遷移する。
それぞれのフェーズを説明すると次のとおりである。

フェーズ1:  データ利用するためのサービスの用意を行うフェーズ
フェーズ2: より信頼性の高いデータ品質のためにメタデータおよびデータアーキテククチャを整備していくフェーズ
フェーズ3: データガバナンスを通じて、品質やメタデータ、アーキテクチャの強力な管理・体制をひくことで、よりドキュメントとコンテンツ管理などの高度な戦略を実施する。
フェーズ4: 適切に管理されたデータから得られる恩恵を活かし、分析活用を進める。

この図は関心のあるトピックについて学ぶ時の知識体系の整理に利用することができる。

図の以下のステップ、それぞれについてはDAMA-DMBOKのものである。より詳細については
DAMA-DMBOKを参照されたい。

  • データストレージとオペレーション:
  • データセキュリティ
  • データモデリングとデザイン
  • データアーキテクチャ
  • データ品質
  • メタデータ
  • データガバナンス
  • データ統合と相互運用性